1つのボウルでできるお菓子 -型も1つで全部できます-
はてなで繋がった,id:o-uiri さんのweblogをきっかけに書いています。以前からエンゼル型(リング型)のケーキを紹介されていて気になってはいました。過去エントリを読むと同じ本をお持ちでした。なるほど〜(笑)
http://d.hatena.ne.jp/o-uiri/20110128
http://d.hatena.ne.jp/o-uiri/20101126
o-uiri さんところのコメントに「子供たちと週末にジンジャーケーキにチャレンジ」と書いたので有言実行というワケです。書いとけば挫けないかなーって ^^;
- 作者: 大原照子
- 出版社/メーカー: 文化出版局
- 発売日: 1993/09/01
- メディア: 大型本
- 購入: 2人 クリック: 66回
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まず,最初に基本のケーキ(ヴィクトリアンケーキ)を15枚の写真付きで丁寧に過程を説明してあります。あとのケーキは見開きの左にレシピと手順,右に美しい写真が2枚。焼き上がりと,カットしたものが基本。
ぼくが持っているのは初版(1993年)のものですが,購入のきっかけは,エンゼル型でボウル1つ,そしてこの美しい写真でした。いまでこそキレイな画像を1ページに大きくフィーチャーされる紙面づくりは珍しくないですが,当時,ぼくの知る範囲(かなり狭いです ^^; )ではあまりなく,本のサイズもお洒落?で「これだ!」って思って買ったことを思いだします。
あらためて見ると,35種類のケーキ(スコーン類も含む)が載っています。ですが,実際に作ったのは10種類にも満たないと思います。よく作ったのは「甘納豆ケーキ」「オレンジケーキ」「ピーチケーキ」です。あとは,基本のケーキ,チーズ系,チョコレート系,スコーンですね。でも,考えてみれば,1冊の本でこれだけの種類を作ったのは他には無いかも知れません。意外とそんなもんじゃないですか?
作った範囲で言えば,ぼくの家族には美味しいレシピです。エンゼル型の特徴のひとつでもある熱の伝わりは速いので,オーブンのクセを掴み焼き時間の調整は必要です。個人的には早めに火から降ろすクセがあり,その調整も加味しなければなりません(笑)
さて,今回の「ジンジャーケーキ」ですが,予定は変更して,今朝,子供たちの寝ているあいだに作り始めました。ジンジャーケーキで子供たちに賛同が得られるか微妙だったので。。。 また,o-uiri さんを参考にさせていただいて生姜は多めに入れてみました。冷凍保存していた状態で皮を剥き,13グラム(1台あたり)入れてみました。そして,ぼくは,すりおろすのではなく粗みじん切りで。単純に手抜きですけど。
今回は同時に2台つくりました。上部の割れ方が違いますね。
180度で30分のところを25分弱で。もう少し焼き込んでも良かった?
ちょっと甘いですが,朝食として。
結果,子供たちも2〜3切れ食べきりました。生姜は体温を高めてくれるそうですから,暖かくなるまで何回も焼くことになるでしょう。生姜の量もいい感じでしたよ。粗みじん切りでも悪くないような。ご参考までに。
そうそう,ボウルひとつと書いてありますが,たまごは共立て,しかも角が立つまでとか,もっさりするまでのような手順がないと言うことですね。ふんわりとした軽いスポンジケーキをお望みなら他の本をあたりましょう。
たまごを割るときには1つずつ別の小さなボウル(お椀で構いません)に移して割った方が,万が一傷んでいても損失は1個で済みます。殻が入ったときも除去しやすいですね。材料を分けておくバットなり,お皿も必要です。なにから何まで,順番に大きなボウルに投げ入れるってワケじゃないです。ん? そんなの解ってるって? ですよね〜(笑)
そういう意味では,1つのボウルというのに過大な期待はしない方が良いのかも。とうぜん,デコレーションも生クリームを立てて使うものはなく,ジャムを挟んだり,粉糖を降ったりとシンプルなものです。もっとも,生地に混ぜ込むタイプがほとんどで,飾り立てる必要も感じないものばかりです。
はじめての方でも失敗は少ないんじゃないでしょうか。オススメできる本だと思います。慣れた方ならパウンド型でも大丈夫。ぼくも今回のジンジャーケーキで作ってないものにも手を広げてみようかと思いました。
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