介護かぁ……

友人の facebookをひさしぶりに覗いたら……

以下,私信のようなひとりごと。


話してたとは思うけど,うちの父親は20年以上アルツハイマーで自宅介護でした。ひどくなってきた頃,公的な介護保険とかも充実してきたので,週に2回のデイケアと,月に3度ほどのショートスティも活用しながら。入院は最期の1ヵ月だけだったね。

ただ,いちばん大変だったのは,認知障害と体力がある頃の(いま振り返れば)中期まで。発症が50代と若かったから余計かな。

テーブルは何度も引っ繰り返しそのうち脚が外れるは,29インチのテレビ(当時ブラウン管だから大きくて重い)をテレビ台から落とすとか大変でした。足に落ちたりも1度あった。大きな声(奇声)をあげたりも。自分の身体が思うようにならないのが悔しかったんだろうなぁ。

あと,日中,自宅(兵庫南)を抜け出して,たぶん旧長崎街道を歩いて八戸の交差点付近で見つけてもらったり。最短距離で 4km超。姉(伯母さん)が新栄西に住んでるから会いに行ったんだと家族は思ってる。

でね,ウチの場合は基本的に介護は母がやってた。もちろん,介護パンツを替える時は必要であれば手伝いもしたし,水分補給はみんなでしてたよ。おれも日中は出たり入ったりの仕事だから,他とは違って融通は利いたし。

でも,車椅子が必要になったり,介護ベッドを使うようになれば,抱きかかえたりしなくちゃいけないから男性のチカラが確実に欲しくなると思うよ。こちらの思うようには力を入れてはくれないし,抜いてもくれない。その点,女性のプロフェッショナルは流石です。

どこも同じ状況なんてないから,なんとも言えないけど,自分で自由に歩けるなら1人にすることは避けたほうがいいと思う。火の元も心配だし。お母さんが仕事するなら,その間だけでもヘルパーさんを頼むとか対策は考えたほうがいいよ。


あ,同じ家族という意味では大型犬の介護も切ないし体力的にも大変でした……