勇気を……

東日本大震災の復興支援を目的とした「日本代表 VS Jリーグ選抜」のサッカーが行われました。2対1で負けたもののJリーグ選抜はカズのゴールもあり,引き締まった試合でした。

遠藤,岡崎のゴールも素晴らしいものでしたが,なんといっても一番の盛り上がりを作ったのはカズのゴールではないでしょうか。同年代として,あのストイックな姿勢には頭が下がります。

限られた時間ということもありますが,今日の試合に限って言えば,日本代表にも決して劣ることないパフォーマンスに思えました。ずっと見てきたファンとしては,続けることの意味,ひたむきさに勇気をもらいました。

FIFAもワールドカップに,高校野球でいう「21世紀枠」のような特別枠を設けてくれないかなぁ? 各国のサッカー界で貢献したプレイヤー枠を。もちろん試合に出場させるかどうかは代表監督に一任で構わないから。

そうそう,最近「勇気を与えたい」という言葉が,文字で見たり,耳に届いてきますね。それに違和感を感じられる方も多いと思います。ぼくもそのひとりです。

とくに,試合に出たり,やることで「勇気を与えたい」と言われると,「はい?」と思わざるをえません。なぜなら,ぼくは試合ひとつだけを見て勇気をもらった経験がないからです。

カズにしても,これまでの歴史を,立場は違うにせよ,多少なりとも共有できていると思うからそう感じたのです。そもそも勇気をもらった側が言うなら分りますが,逆はなかろう……と。

そういう声も多いのか,今日のサッカー中継ではアナウンサーを含め,その表現は無かったように思います(画面だけを見ていたわけじゃないので言い切れませんが……)。

もし,プレイヤーが言うなら「試合の時間だけでも楽しんでもらいたい」でしょうか。それは音楽を届ける側にも同様に思います。それに,わざわざ用意しなくても,ふと流れてきた曲や,過去の映像からでも感じるものはあると思います。もちろん,支援を募るイベントに反対はしませんよ。

重箱の隅を突っついているだけのサッカーと音楽ファンより。

【追記】
このチャリティマッチのために,大事な戦力を快く送りだしていただいた世界のクラブチームに感謝も忘れてはいけませんね。ありがとう!


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