大原照子のシンプルライフ術

今回読んだのは,2007年の新装版。初版は2002年で「新装版にあたり,大幅な手直しをし,再編集した」とのこと。つまり2007年の作品として読んでも構わないということでしょう。


大原照子のシンプルライフ術―少ないモノで気持ちよく暮らす

大原照子のシンプルライフ術―少ないモノで気持ちよく暮らす


前回読んだ「少ないモノでゆたかに暮らす」から(新装版までの)8年間の時間の流れは,もう一歩絞り込まれた内容にさせたようです。簡単に言ってしまえば「ひとり暮らしの素敵な老婦人のシンプルライフ」とでも言いましょうか。


エピローグでは「気がついたら70代も終わりに近く……」とあります。著者のシンプルライフには,年齢に応じた割り切りも大切だと考えていらっしゃるようです。本文の中でも1ヶ月先の劇場のチケットは買わないようなことも書かれていました。この歳になってはそんな先のことを考えるのは煩わしい……のだそうです。火の始末を考えれば,ガスより電気,インスタント食品や缶詰も上手に使い,同じものを続けて食べることを嫌う……


衣・食・住,すべてにおいて,年齢にかかわらず参考にできる点は数多くあると思います。そして,前作以上に「ライフスタイル」に焦点を合せて書かれています。しかし,昨今の断捨離のテクニックを求めて読むと「違う」と感じるでしょう。でも,今のうちに読んでおくべき本かも知れませんね。


さて,今週末は「本」を整理するとしよう。



にほんブログ村 その他趣味ブログ 占いへ
にほんブログ村   応援おねがいします♪

人気ブログランキングへ  こちらにも応援おねがいします♪

blogram投票ボタン