アスペクト概論 Vol.5

ホラリーでは，これからアスペクトを完成させるのか，すでに完成させたあとなのかに注目します。

前者をアプリケーション（アプライ）と呼び，これから起こり得る未来のことを表します。後者をセパレーション（セパレート）と呼び，ほとんどの場合，過去のことを表すとされます。

アスペクトの完成には，遅い天体に速い天体が追いつくだけではありません。逆行同士で起こるものや，順行の天体と逆行の天体で起こる場合もあります。それらの意味は質問によって変わります。

また，コレクション，トランスレーション，プロヒビジョン，リフラネーション，フラストレーションなど，2つの天体に仲介する天体を加えたアスペクトの仕方や，完成する前に邪魔されたり，逆行したりと完成に至らないなど様々なパターンがあります。ボイドやビシージ，アフリクトなど状態を表すもの，デキスタ，シニスタもありますね。あまりに専門的になりますので，これらは言葉だけで。

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