ライフハックス ー 鮮やかな仕事術(2)

読了しました。面白い本でしたが,著者の続編ともいえる書籍数冊が気になり集中できず時間がかかりました(あいかわらずなのです)。


第2章 時間管理でやる気を管理する

ストレスと活動パフォーマンスの関係は「適度な緊張下において活動のパフォーマンスが最適される」と実験結果で明らかになっているそうです。その適度な緊張感を保つためには「予定を立てるべき」だと著者は述べています。

予定表に書き,与えられた残り時間を把握する事で,必要以上の不安を抱くことも,根拠のない楽観的な考えも持たずに済むというわけです。

しかも,ほとんどの人の締め切りに対する認識は願望を反映してか,甘いと考えているようです。

たとえば,残された時間はあと21日間なのに「まだひと月もある」と思ってしまいがちだと。ありもしない7日間を頭の中で付け加えて締め切りに間に合うとすれば,その方がスゴイことだとも。苦笑いするしかないですね。

だからこそ,正確に目に見える形にして切迫感を感じ,すぐ取り組まなければならない,締め切りに間に合うようペース配分しなければならないのです。

そのようにして「時間を管理している実感」こそが,「目標を立てる」とか「仕事の優先順位をはっきりさせる」などといった時間管理の方法よりも結果に強く影響すると述べています。

その手段として,紙の手帳や携帯電話,電子手帳(PDA),モバイル・コンピュータなどのツールの比較がこの章の中盤です。最終的に著者は何かしらの端末でオンラインでスケジュール管理をする方法に辿り着きます。


カレンダーで残り時間を把握,そして管理できる危機感を突きつけられただけでも,やる気はでます。しかし,気の重い仕事の直後には必ず「楽しいイベント」を組み込むことも重要だとしています。

よく言われていることですが「知ってるよ」と思うだけで,意外と実践できてないのではないでしょうか。心理学的にはそういう条件付けが大事なんだそうです。Googleカレンダーを利用した,その演出の方法なども書かれています。


取りかかることの大切さ

気の重い仕事の前に構えてしまうと,十中八九,人は不安を覚えるから「取りかかることが大切だ」といいます。

開始するとある有意義感が生まれ不安が抑圧されることで幸福な気持ちになるが,先送りにすると不安感が増大し,ますます先送りにしたくなる,ということになる。(p.75)

いちいち言われなくても分かってるんだけどね〜

そんなぼくにこそ必要な本のようです・・・



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