アスペクト概要 Vol.2
前回,アスペクトにはサインが欠かせないと書きましたが,すこしだけ詳しく書いてみます。
牡羊:Hot & Dry:Fire
牡牛:Cold & Dry:Earth
双子:Hot & Moist:Air
蟹:Cold & Moist:Water
これは,サイン,ネイチャー,トリプリシティの順です。
以下,この順番でネイチャーとトリプリシティは変化します。
獅子:Hot & Dry:Fire
乙女:Cold & Dry:Earth
天秤:Hot & Moist:Air
蠍:Cold & Moist:Water
射手:Hot & Dry:Fire
山羊:Cold & Dry:Earth
水瓶:Hot & Moist:Air
魚:Cold & Moist:Water
スクエア(90度)は凶角(凶相)とよく云われています。
牡羊を基準に考えると,蟹と山羊の位置が90度でスクエアです。
牡羊:Hot & Dry:Fire
蟹:Cold & Moist:Water
山羊:Cold & Dry:Earth
ここで違うのは,牡羊は「Hot」なサインですが,スクエアにあたるサインは「Cold」です。トリプリシティも違います。協調するのが難しく感じられませんか?
それでは,もっとも好ましいと云われるアスペクト,トライン(120度)です。
牡羊を基準に考えると,獅子と射手のサインです。
牡羊:Hot & Dry:Fire
獅子:Hot & Dry:Fire
射手:Hot & Dry:Fire
お分かりのように,ネイチャーが「Hot & Dry」で同じです。これは,サインの場合,トリプリシティも同じということにも繋がります。同じ性格を持つもの同士,仲よくできそうです。
セクスタイル(60度)も良いアスペクトと云われています。
これも牡羊を基準に考えます。
牡羊:Hot & Dry:Fire
双子:Hot & Moist:Air
水瓶:Hot & Moist:Air
トラインほどではありませんが「Hot」で一致していますね。基準が「Cold」のサインであれば「Cold」で一致することになります。
凶角(凶相)と捉えられている,オポジション(180度)はどうでしょう?
牡羊に対して天秤です。
牡羊:Hot & Dry:Fire
天秤:Hot & Moist:Air
意外や意外「Hot」同士ですね。ということは,親和性があるということです。
もうひとつ,オポジションで例をあげて見ます。
獅子を基準に水瓶です。
獅子:Hot & Dry:Fire
水瓶:Hot & Moist:Air
やはり,親和性が認められます。ただ,セクスタイルと違うのは真逆(180度)に位置するということです。季節でいうならば「春と秋」「夏と冬」です。春物の服は秋でも過ごすことが出来ます。でも夏物で冬は過ごせますか?
オポジションは,その位置で効果が変わる場合もあることを忘れてはなりません。
最後にコンジャンクション(0度)です。
これはアスペクトと見なしません。サイン間でおこることではなく,天体間でおこることだからでしょうか。ただ,同様の性質を持っているため,アスペクトと並んで紹介される場合がほとんどです。
天体間でおこるとはいえ,サインが違えばオーブの範囲であっても,コンジャンクションは認められません。意味することは良いことばかりではありません。良く思っていない人が隣に座ったらイヤな思いをするように,対象となる天体の意味や性質によって変わります。ご注意を。
にほんブログ村 応援おねがいします♪